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“究極”『六月の雨』
この響きには、僕自身とても感慨深いものを感じます。
もう20年以上も昔の話になりますが“究極”というグループは、高校2年生の時、同級生であるJinと僕の2人で組んだデュオユニットです。
また“六月の雨”という曲は“究極”としては3番目に作ったオリジナル曲であり、当時コカコーラボトラーズが主催する第3回フレッシュサウンズコンテスト全国大会にてグランプリを獲得して正式にメジャーデビューを果たした楽曲です。その直後、20歳にも満たない僕ら“究極”は、この曲を掲げて熱い青春時代を駆け抜けたことは言うまでもありません。
残念ながら“究極”は、デビューより僅か2年にして解散してしまいましたが、それでも“六月の雨”という楽曲と“究極”というグループ名は、常に僕の一歩先を歩きながら、良い時も悪い時も必ずまとわりついて来ました。そして今現在でも・・・。
“究極”を解散してからというもの・・・。
僕自身は荒れた時期が続き、いったい自分が何を求めているのかさえわからなくなった事もありました。ある時はロックシンガーとして、またあるときはブルースシンガーとして歌いつづけてきましたが、20年という歳月を巡りめぐって、今に辿り着いてみると、不思議にもそこには“究極”時代に作った楽曲を心地よく歌っている自分がおりました。・・音楽に携わる僕にとって、“究極”は、暖かい生まれ故郷かMy
Homeのどちらかなのでしょうね、きっと・・。
当初、このCDは僕のソロアルバムとして発表する計画でしたが・・。
CD製作にあたり、アコースティックのクオリティさを再現できる音楽プロデューサーを探していた所、22年前“究極”で同じ釜の飯を食った相棒Jinと不思議な経緯で再会し、彼がトータルプロデュースを担当することになったのです。このことにより、僕自身、昔のあの“究極時代”を懐古しつつ、また新鮮な気持ちでレコーディングを進める事が出来、とても満足しています。
そして全ての音を録り終え、仕上がった音を聞いてみると、そこには“究極”にしか出し得ない個性と感性が凝縮されており、僕自身、デュオユニット“究極”の音に懐かしさと魅力を覚え、今回だけは、僕のわがままを押し通したうえで、“究極”の臨時アルバムという形のCD発売に踏み切らせて貰いました。
最後に・・・。
このアルバムが完成したいま、僕の心に湧き上がってくる想いは、ファンの皆様や僕に関わった多くの仲間達に対する『感謝の気持ち』だけです。今ここに、この紙面を借りて皆様に一言お礼を申し上げます。
『20年間“究極”の「六月の雨」を忘れずにリクエストを寄せてくださったファンの皆様。またこのCDをいま手にしてくださっている皆様。そして多くの仲間達。本当に有難うございました。そしてこれからも元“究極”のShigeを宜しくお願い致します・・』
Special Thanks
Time、ココペリ、ふきのとう、Mods、Gibson、Bフラット、ムジカ、エスペランサ、G7、Groove、鳩坊、他たくさんのライブハウスの皆さん。そしてタマンの皆さん。また僕を支えてくれた宮城君、高橋さん、砂川さん、てるぼー、よしふささん&あつおさん、Yamako、Ya-su(BackBeat)、泰河ノモさん、コージ、そして、ライブに来てくれた皆さん、本当に有難うございました。心より感謝しています。
最後になりましたが、今回僕の音楽プロデュース&シーケンスプログラマーを勤めてくれた相棒Jinへ
「また機会があれば暖かい音楽を作ろうぜ! 心のこもった俺達の音楽を・・!」
2003年2月
by Shige
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